小学4年生のうちのおねえちゃんは理科で月と星の勉強をしています。
冬の星座の観察にちょうど良い季節ですので星座の観察におすすめのアプリをレビューします。
スマホやタブレットで使える星座の観察をサポートしてくれるアプリです。星座に関係するアプリはいろいろありますが、今回はAR(拡張現実)を使った星座早見盤アプリをレビューします。
AR(拡張現実)はポケモンGoなどでも使われている、現実世界とアプリの世界を組み合わせて表現する仕組みです。
スマホやタブレットを向けた方向の星空(星の名前や星座など)を表示してくれるので、とても直感的に星や星座を見つけることができます。まさに現代版の星座早見盤です。
Androidでおススメできるのは「Sky Map」です。2009~2012年の間はGoogle Sky MapというGoogleのアプリだったようです。
現在はGoogleによる開発は中止となっていますが、同じエンジニアがボランティアで開発を続けているそうで、Androidであればまずはこのアプリを試すのが良さそうです。
iPhone/iPadではSky Mapが使えませんので「星座表」というアプリがおススメです。一部、機能制限がありますが無料の範囲でも十分使えるアプリです。
このアプリでは星座のイメージが浮き上がるようになっていて、なかなか幻想的です。星の観察で邪魔になるときは設定から非表示にすることもできます。
方角を調べて、日付と時間で円盤をくるくる回して、空高く星座早見盤を掲げて星を観察することはちょっと手間ですが、とても素敵です。
子供のころうまく使えなかったのですが、星座早見盤の見方に問題があったようです。
私はイラスト(左)のように夜空と星座早見盤を並べて見ていたのですが、イラスト(右)のように空に重ねるイメージでぐっと持ち上げた方が実際の星空と一致します。
星座早見盤と星空をうまく合わせられない人はぜひ試してみてください。
アプリも素晴らしいものですが、ベースとなっているアナログの星座早見盤にはアプリでは体験できないものがあると思います。
両方の良いところを使って、今年は何回か星を観察してみようと思います。