新しい教育用語をまとめる第一弾です。
今回はICT教育についてまとめてみました。
数年前から使われている言葉で、ニュースでも時々登場していますが、まだまだ耳慣れない言葉だと思います。
まず、この言葉はICTと教育をつなげたものです。ということでICTをざっくり書きます。
インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジーの頭文字です。
IT(インフォメーション・テクノロジー)にC(コミュニケーション)を足したもので、「情報+通信の技術」ということです。
これだとイメージしにくいので、今回は次のようにします。
「コンピューターと通信を使って情報をやり取りすること全般」
さらに簡単に、
「スマホ・タブレット・パソコンなどをネットワークにつないで色々できること全般」
ちょっと強引ですがこんな感じです。
ICT+教育ですので、「スマホ・タブレット・パソコンなどをネットワークにつないで行う教育」ということになります。
具体的にはパソコン・タブレット・電子黒板・インターネットなどの情報技術を取り入れた教育で、目に見える変化としては電子黒板やタブレットを授業に導入することです。
そして、これらの情報技術を取り入れることで今までより良い教育をしようという取り組みのことです。
例えば、以下のような授業や取り組みが考えられます。
・電子黒板やタブレットに板書を表示
→手書きでノートを取る時間を減らし、説明や演習の時間を増やす。
・演習問題の答えの確認をタブレットのアプリなどで行う
→先生が生徒のつまづき等を一覧できるようになり、問題の解説・指導などに使う。
・先生と生徒の間の連絡事項やコミュニケーションをアプリで行う
→時間や場所の制約や影響を受けにくくなる。
子供たちが自主的に教科書やタブレットなどを組み合わせて学習していく授業も増えるようですし、プログラミングの授業も一部では始まっています。
私たち親世代が通った学校から、新しい環境を取り入れた学校に変わり始めているように感じます。